トランスフォーマークラシックス ジェットファイア


まずはジェットファイアというキャラクターについて。
G1から登場しているジェットファイア。アニメでの役回りは元セイバートロンの科学者で、サイバトロンに加わってからは貴重な航空戦力(エアーボット部隊は輸送は出来ないから……)として活躍していました。
スタースクリームとは元同僚という設定で、そのためデストロンに引き込まれたりもしてましたけど。
ヨーロッパ版のコミックス等ではコンボイのかわりにサイバトロン司令官に擬されたりもしているようです。
また最近の3部作(マイクロン伝説、スーパーリンクギャラクシーフォース)では副司令官として登場、その地位を確立しました。


……ただ。
このキャラに関してはそんな背景よりも何よりも、G1トイについて語っておかなきゃならない訳で……
G1期のトイは必ずしもすべてがダイアクロンからの転出or新規設計ではなく、一部のキャラ(オメガスプリームやロードバスター等)に関しては他社のトイを流用した例が多々あるのは有名な話ですが、ジェットファイアに関してはマクロスのVF-1スーパーバルキリーのトイのリペイント版として販売されてました。
勿論アニメでは全く違うデザインで登場していましたが、前述のヨーロッパ版コミックスなどではまんまバルキリーの姿で登場していたようです。


以上を踏まえて紹介行ってみましょう。



ジェットファイア、ビークルモード。
……はい、どうみてもバルキリーです。
機種デザインこそ違え、ボディ部はF14をイメージ。ついでに機種には2連レーザー砲。



スーパービークルモード。
どうみてもスーパーバルキ(ry
見えにくいですが腕部ファストパックもしっかり装備してます。……つか一枚目の写真で外し忘れてるし。



スーパーパック展開。



ロボットモード。
こちらはアニメ版のイメージでまとめられてます。このあたりの匙加減がクラシックスの醍醐味ですね。



顔アップ。
近年のTFトイに見られる男前なラインが素敵です。



さらにスーパーパック、そしてヘルメットを装備してスーパーモード!
どうみても(ry



スーパーパック展開、スーパーロボットモード。


正直、最初は食指が伸びなかったジェットファイア。
でも弄ってみるとまったく印象変わりましたね。旧トイと旧アニメを上手く融合させてきたクラシックスシリーズで、あえてジェットファイアを選び、かつここまで見事に昇華させた手腕は素晴らしいです。
旧トイを知っていればニヤニヤするポイント満載のこのトイ。難点はやっぱり輸入物ってことで値段が高いことかなあ。
ほんと国内発売してくださいよ……