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- 作者: ジェフ・ローブ,ティム・セイル,ャスダ・シゲル,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2010/08/30
- メディア: 大型本
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今日は風邪でダウン・・・
したので寝ながら読んでました。
本作は名作「ロング・ハロウィーン」の続編。
前作の面子がほとんど出てきますが、事件の焦点になるのは新たに現れた連続殺人鬼、ハングマン。
「ホリディは果たして誰なのか?」が見所だった前作と同様、今作も「ハングマンは果たして誰なのか?」を推理していくのが見所・・・なんですが、ハングマンの行動があからさまにすぎる(彼は殺人現場に必ずハービー・デント絡みの品物を残していく)一方で、ハングマンの正体を暴こうとするトゥーフェイスがあの性格なもので(「ハービーはハングマンではない」ってトゥーフェイスに言われてもなあ・・・)、1巻を読んだ限りでは推理は無駄な感じもします。
まあすぐ2巻が出るので待ってればすぐに疑問は解けると思うのですが。
「ダークビクトリー」のテーマにはゴッサムの闇=バットマンの敵がマフィアからフリークに移り変わるというのがあるらしくて、フリークとの戦いをある意味象徴するように2巻ではディック・グレイソンが出てくるらしいんですが、このテイストにロビンを放り込んでどんなことになるのかちょっと不安もあります。
何しろ1巻のバットマン(と、ゴードン)はハービーを失った痛みで陰気になりすぎてるので・・・、まあそんな彼らの癒し的な意味もあるんだと思いますが。
ともあれ2巻は30日発売らしいですから、蓋を開けるのを楽しみにしていようと思います。