ダークナイトライジング」見てきました。


前作「ダークナイト」のような深みを期待して見に行くと裏切られるかもしれませんが、それでも十分に3部作ラストに相応しい映画だったと思います。前作以上に「ダークナイト・リターンズ」をベースとしているような感じでしたが。
個人的な見所としてはブルースの心境の変化ですかね。「ホッケーマスクなんか被んねーよww」「俺以外のバットマンなんて認めん!」ってのが前作のブルースでしたが(口調は改変しております)、今作ではブレイク警部に「ヒーローになりたければマスクを被れ」とさとしてみたり、「ヒーローというのは、両親を失った子供にコートをかけてやって、未来に希望を持たせてやるような人のことだ」とゴードンに語ってみたり、そういう少し肩の力の抜けたところを見せてくれたのがなんとも嬉しかったです。
もちろん両シーンとも違う意味があって言っている台詞なんですが。
あとバットマン自身の格闘シーンが今回は控えめでしたが、ゲームのやりすぎか、どうも相手に仕掛けさせてからのカウンターがバットマンの格闘スタイルだというイメージがあるので^^; ベインとの初戦は確かに「勢いはあるが、それだけ」な感じがしましたね。初戦前の雑魚相手にはゲームでもおなじみのいろんな技(ダイバーテッド・テイクダウンもあり)を繰り出してましたので、てっきり本調子かと思っちゃったんですが。
ただ市庁舎前の戦闘ではいつものバットマンだなーという感じでした。殴らせた腕を掴んでの肘打ちが印象的なんですよねぇ・・・


しかし最後のシーンは・・・、ブレイク警部の本名やラストシーンでの行動、自動操縦の件なんかはファンサービスなんでしょうけど、スピンオフとか作る気あるのかと疑わせてくれますね^^;
あと吹いたのはちゃっかり出演していたスケアクロウですか^^; 名前呼ばれるまで気がつかなかったよ^^;


にしても今作は前作・前々作をきっちり見て、ある程度コミックス版のバットマンの設定なんかも見ておくとより楽しめると思います。ラーズ・アル・グールの子供の件って映画で語られてましたっけ? それ知らないと重要なシーンで「?」ってなっちゃうと思うんですが。


いずれにせよ久々の映画でしたが、3時間があっという間でした。トイレに立つ暇もなかった^^;
次はアベンジャーズを月末か月初に見に行く予定です。あとるろ剣がかなり評価いいみたいなので、こちらも余裕があったら行きたいですね。
観流の話で外印も出るのに蒼紫が出ないのは納得いきませんが・・・、あと左之介に出番があるのかちょっと不安が(芸能ニュースの特集なんかでも紹介されない空気っぷりだし・・・)