フューザーズ

昨日の日記でフューザーズについてまったく触れてなかったのでちょっと書いておきます。


実のところ期待はあんまりしてません。去年のゾイド博でプロモーション映像を見たときに比べて、ゾイド熱がかなり下がっちゃってるというのはあるんですが、それを差し引いてもやはりどこか冷めた目で見ているような感じ。
というより、やっぱり僕はバンやフィーネが好きだったんだなあと、フューザーズの紹介記事を読みながら再確認した感じです。プロモーション映像のときは面白いと感じられたブルーシティの設定も、今観てみると違和感を禁じ得ないのは、やはりゾイド博に行った後にあらためてゾイドシリーズを全巻きちんと見たからだと思います。
バトストはともかく、アニメ版ゾイドで欠かせないファクターとして確実に存在していたのが、無印版オープニングでも歌われていた、空の青さと風の声だと思うんです。/ゼロのラストシーンでも、ビットがバンを称えるハーマンの言葉を読んで冒険に思いを馳せたように、空と風、荒野を旅する冒険者の姿こそアニメ版ゾイドのもうひとつのファクターだったのではないかと。
それは、生命体としてのゾイドの姿にも関わってくると思うんですね。彼らはもともと野生動物ですから。もちろん戦闘用ゾイドなんかは人工培養なんですが、それが自然の中を駆け回るからこそ彼らの躍動感を表現できたのではないかと。市街戦がなかったわけではありませんが、やはりゾイドは荒野を駆け抜けていく姿がいちばん似合うと思うんですよね。


そう考えていくと、やはり都市に生きるゾイドというのは少し変な感じがします。ニューヘリックシティは近代的なビルの立ち並ぶ大都市でしたし、イブポリスだって似たようなものでしたが、ブルーシティはより近未来的な都市となっているが故に余計にそう思うんですね。最初は、ハイウェイを駆け抜けていくライガーゼロに驚きを禁じ得なかったものですが……今はどうかといわれるとねえ……
あとは実用性もですねw あんなでかい機動兵器を市街に持ち込んでいいのかとw 交通法規はどうなってんだブルーシティw
というわけですので、期待せずに見る……見るのかなあ。ちょっとわかんないですね。


で、再販ゾイドに感じてはケーニッヒウルフMk2が狙い目かなと。もっとも、成型色がデザードイエローなのか金に近い金属色なのかわからないので、それを見極めてからですが。金属色は成型色にすると安っぽくなるのでダメなのよー。
あとはケーニッヒ同様生産数が少なかったと思われるダークスパイナー&キラードームのセットくらいですかね。あとはまったく興味なし。ライガーゼロフェニックスはなかなかいい配色なんですが、2機はいらないしなあ……ケーニッヒはもう2機、ノーマルとヘビーアームズが配備済みだったりしますが……
コマンドACの再販は嬉しいけどオークションで買っちゃったし、ブレードライガーブラックインパクトは……ブレードライガー3機目になるしなあ……^^; これもスルーしようかな。
トイマーク限定のダークホーンもとりあえずパス。ってか高すぎるだろ。ビックカメラで売っていたら考えるということで。
結局、今回はほとんど買わないんではないかと。むしろフューザーズラインでの展開をメインにすることで、再販ゾイドの波が止まってしまうほうが怖い。というかもう止まってるし。まだ再版してもらいたいゾイドはいっぱいあるんですけどね。暗黒帝国軍のはゲテモノが多いのも事実ですがw
ともあれトミーさんには頑張って欲しいところ。ゾイド熱がまた再燃すればいいなあ。