トランスフォーマー ミュージックレーベル サウンドウェーブ&ランブル&フレンジー



トランスフォーマーレーベルシリーズ(?)最新作はサウンドウェーブ
実際にMP3プレーヤーとして使えるトイの登場です。



変形モードは懐かしのラジカセ!
各部のジョイントによってしっかりと保持できます……
が。変形させるのがちょっと大変なほどしっかりしてます^^;
前面のボタンはすべてライブ。大きさはちょうど煙草の箱くらいで、少し厚いくらいでしょうか。
プラ成型でほぼ全面塗装なので質感は良いですが、胸のパネルがラインとエンブレムだけ塗装なので、他の部分との差がちょっと目立ちます。



上部のボタンを押し込むとパネルが展開。裏面にminiSDカードスロットがあります。
スプリングが利いて小気味よく開くので、つい何度も開け閉めしちゃいますね。
ボタン左上に見える穴はイヤホンジャックです。



ロボットモード。
脚が長くすらっとした、劇中のサウンドウェーブに近いプロポーションです。
肩が横に広いので正面から見るとちょっとランブルっぽかったりもするんですけどね^^;
ロボットモードだと胸〜腰周りの塗装が単調で、ちょっと味気ない感じ。



頭部。
デストロンのシンボルが取り込まれたデザインは昔のままですが、今風のアレンジが利いていて格好良いですね。
G1トイはこう、なんというか、泣き顔だったし^^;



付属の手首に差し替えることで「イジェークト!」のシーンを再現可能。
……しかしこの手首右手用もついてるんですが何しろと。



フル装備。
ライフル&ミサイルランチャーも旧トイからそのまま継承してますが、今回は流石に収納ギミックはありません。
ミサイルランチャーはイヤホンジャックに差し込むあたりが省スペースというか芸コマというか^^;
銃の持ち手はオプションで用意されているので、ノーマルの握り手と差し替えています。表情のある差し替え用手首、という発想はTFでは珍しいですね。
あと付属品としてはイヤホンがありますが、これは特に特徴のない普通なもの。デストロンマークのプリントくらいは欲しかったかな。



腰は回りませんが、見た目よりは可動範囲は広い印象。


こちらは同時発売のランブル&フレンジー



まあ、見たまんまです。
これで4000円は高いよなあ……



「かっこいいけどラジカセじゃない」ギャラクシーフォース版ではなく、
「顔はいいけどあとはグダグダ」なタイタニウム版でもなく、
まして「手下が勝手にそう呼ばれてるだけ」なムービー版でもない、
正当なG1トイリメイクとしての情報参謀。
MP3プレーヤーとしてはまだ動かしてませんが、こういった広い意味で遊べるトイの出現は大賛成です。
トイとしての出来も十分で、特にタイタニウム版でがっかりしていた人にはお勧めです。


ただ反面、気になるのは値段の高さ。
MP3プレーヤー機能のため価格が跳ね上がるのはわかりますが、そのMP3プレーヤーもコンソールなし、メモリは別メディアですからね。トイの価格を差し引いても割高感が拭えません。
もう少し求めやすい価格なら面白いアイテムとして一般にもアピールできたような気がします。ボタンの質感など、モノ自体に思い入れのない人にとってはチャチだとかおもちゃっぽいと感じてしまう要素が幾らもあるのもまた事実ですので。


ただまあ、サウンドウェーブのトイとしては充分お勧めできると思いますので、欲しい方はお早めに。
一般にアピールできるかも、なんて書きましたがどーせまた発売数少ないんでしょうしね。