旅行など:鎌倉へ行ってきました


では予告どおり、昨日のプチ旅行のご報告など。


行ってきたのは鎌倉です。
ときどき無性に行きたくなるんですよね・・・
うちからは電車で2時間ほど。湘南新宿ラインができて楽になりました。グリーン車に乗ればずっと座っていけますしね。
・・・予想外に混んでてあやうく立ち乗りになりかけましたが。^^;
グリーン車は立ち乗りできる構造になってないので立ちだときついんですよね・・・


で、まずは大船・・・を乗り越して藤沢へ。
切符買う直前にiPodの電池が切れかかっているのに気がついたので、携帯型チャージャーを買いに。
藤沢にははじめて行きましたが、予想外(失礼)に栄えている印象だったのでびっくり。駅前のビックカメラではウルトラマンショーをやるということでステージが設けられてましたが、そこそこ待ち人がいてこちらもびっくり。


首尾よくチャージャーが買えたのでジュンク堂を冷やかしてから、目的地の鎌倉へ。
予定では鶴岡八幡宮を詣でて商店街で飯食って、それから大仏様に回ろうと思っていたのですが人が多すぎてげんなり。まあ連休ですしね・・・
八幡宮では建物より石垣ばっかり見てました。大きめの寺社に行くと、ここが一種の戦略拠点になっていたことがなるほどと思えることがしばしばです。


で、ついでなので敷地内にある神奈川県立近代美術館へ。
修学旅行なのか学生と引率の先生がうろうろしていましたが上手い具合に時間を外したのか館内ではちあうこともなく、じっくりと鑑賞できましたよ。
館内では佐藤哲三生誕100周年記念展をやっていました。佐藤哲三という画家は知らなかったのですが、後から調べてみたかぎりではかなり有名な方とのこと。
代表作「みぞれ」も展示されており見入ってしまったのですが、それより目を引いたのは絶筆となった「帰路」。
この絵が最初に展示してあったということもあったのでしょうが、見た瞬間絶句しました。「帰路」というタイトルだけれど、これはいったいどこからの帰路なのか、絵に描かれているモノはいったい何なのか、しばし考え込んでしまいました。
・・・まあ、作者のプロフィールを調べてみればこれが蒲原平野であろうことはわかるんですが、一瞬これはどこの戦場なのかと思わされるほどの激しい、暗い筆致に引き込まれましたね。
好きとか気に入るとかいうのとはまた別の次元で、作者の生の心情を覗かされたような、そんな衝撃がありました。まあそのおかげで、「みぞれ」のほうにはあんまり気が行かなかったんで、それはそれで損したということかもしれませんけど^^;


そのあとはつらつら絵のことを考えてしまって、大仏様を詣でる気力がなくなっていたので(意外と遠いし)、大仏様をスルーして(ついでに寄る予定だった山海堂さんもスルーして)大船で食事。
ルミネでなんとなく入った食堂が以前川崎で泊まったホテルの下にあった店の系列店だったと知りびっくり。ハンブルグステーキのお店です。ベーコン巻美味かったっすw


最後は大船から湘南新宿で大宮に出て買い物して終了。
予定よりかなり早い帰宅でしたが収穫は思った以上にあったので、有意義な旅行でした。
さーて、連休中にボストン美術館展は行きたいので明日か明後日出かけますかね。
・・・あー、でも混んでそうだよなあ・・・また今度にしようか。