「読み手を意識しない文章なんてない」と京極堂が言ってたなぁ・・・と思わずため息をついた日。


今の仕事は某企業のオンライン申込サイトを作るというやつで、現在基本設計フェーズなんですが、自分は基盤担当なのでセキュリティ対応をちこちこやりつつ業務チームが設計書書いてるのをこの一ヶ月ばかり横目で眺めてたのですが。
・・・とにかく質が低い! 読み手を意識してないし、使う人のことを意識してないし、馬鹿なの? 死ぬの? と思わず切れてしまいました・・・
つーか、僕は一時製作担当(この場合は設計者)がミスしたり見落とししたりするのは仕方がないと思う人間なのですよ。そのミスをカバーする意味も含めて有識者集めてレビューして、それから手直しして、そうやっていけばブラッシュアップされて最後にはいいものができると、それでいいと思っているのですが。
・・・レビュアーが揃って馬鹿ならどうしようもないわな。業務のことをあまり知らない自分が一目見ておかしいと思うことが、2回3回とレビューを経た設計書にいっぱい残ってるってどういうことだよ・・・
しかもなんか、自分のことを「あいつ口うるさくてイヤ」とか思ってる奴も居るっぽいし。


まあ僕はどんな紙屑からでも実装はできますけど(別に自慢ではなく、そういう現場ばかり経験させられてきたから慣れてるだけ)、じゃあお前ら僕と同じことができるのかと言うとできないと言い出すし。
銀の弾丸がどっかに転がってないですかね・・・。ないのはわかってるんですけど、思わず探してしまう今日この頃です。