今週のお題とは別に関係なくw 今日もアメコミ紹介。


デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム (MARVEL)

デス・オブ・キャプテン・アメリカ:デス・オブ・ドリーム (MARVEL)


たとえば日本で、孫悟空黒崎一護が劇中で死んだらニュースになるかといったら、そりゃならないわけですが、キャップの死はニュースで取り上げられたそうです。巻末の付録を見る限り、ロサンゼルス・タイムズ、ニューズウィークその他のメディアがキャップの死を取り上げたそうで、キャプテン・アメリカという存在の大きさを感じさせてくれます。


さて今作は、キャプテンアメリカの死を描いた「デス・オブ・キャプテンアメリカ」の前編ということになります。
先々月に刊行された「シビル・ウォー」「キャプテンアメリカ:ウィンターソルジャー」と直接的にリンクしているので、そちらを読んでおくとさらに楽しめます。
で、あらすじを一話分だけでも書くと重大なネタバレになってしまうので、今回はキャラクター紹介だけにしておきます。


キャプテンアメリカスティーブ・ロジャース
今回の被害者。
防弾をシールドに頼りきっていたからか、スケイルアーマーは防弾仕様じゃなかったらしい・・・
1話にて射殺され、それ以降は回想のみの登場になる。本質的に不幸なヒト。


・ウィンターソルジャー(バッキー・バーンズ)

第2次大戦当時のキャップの相棒。大戦末期に戦死したと思われていたがソ連によって救出され、暗殺者ウィンターソルジャーに仕立て上げられていた。
任務のたびに記憶を消されコールドスリープにされる、と書くとどこぞの姫君みたい。
キャップの手助けによりバッキーとしての自分を取り戻し、記憶も取り戻した・・・のだが、結局キャップとはまともに向き合って過去を清算する機会もないまま相手に死なれてしまった不幸なヒト。
使う銃はF92、SIG P220、MP5、MP7・・・に良く似た銃。アーティストには銃の知識はあんまりないのかもしれない(溝のないリヤサイトが堂々と描かれてたりする)。また、左腕はニック・フューリーに贈られた特別製。なんと自立稼動する。某護り屋さんにもあげてください。


シャロン・カーター(エージェント13)
シールドのエージェントでキャップの恋人。エージェント13とかもうね、何かを予言してたとしか思えないが。
今作一番の不幸なヒト。


・アイアンマン(トニー・スターク)
ご存知社長。現在はシールド長官。でもシールドの制服は非常に似合わず、すぐにスーツ姿に戻ってしまう(脱ぎにくかったというのもあると思うけど。)。
ここ最近、良かれと思ってやったことが次々と裏目に出ている不幸なヒト。


・ファルコン(サム・ウィルソン)
元キャップのサイドキック。飛行能力のあるスーツをまとって戦う。空を飛ぶお友達と話せる能力がある、と書くとなんだかかわいそうなヒトに・・・。基本的に頼れるおっさん的な立ち位置。


ブラックウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)
映画でお馴染み元ロシアのスパイ、今はアベンジャーズ入り。実質的にトニーが頼れる唯一の諜報員。トニーってやっぱり不幸・・・。
バッキーは格闘術の師で不倫相手でもあったことが判明。


・アレクサンドル・ルーキン
元ロシアの将軍、今は実業家。「ウィンターソルジャー」の展開でレッドスカルに精神に寄生され、今やほとんど自意識を乗っ取られている不幸なヒト。でも何か切り札があるっぽい・・・?
にしても、誰かがバッキーに宇宙開発の話をしたらどうするつもりだったんだろう。


・レッドスカル
キャップの仇敵。今回のメインヴィラン。それにしてもこのおっさん、ノリノリである



ほかにもいろんなキャラが出てくるんですがこれくらいと言うことで。
後編が楽しみで仕方ないわ・・・。後編ではキャップは蘇生しないようですしね!