ヘイロー(3) ファーストストライク

ヘイロー(3) ファーストストライク


読み終えたー。
ということでネタバレ上等な方だけどうぞ。






アルファヘイローを破壊したチーフとコルタナはオータム号の生存者を探していた。幸運にもジョンソン軍曹をはじめとする生存者を発見したチーフたちは、人類世界に帰還するため大胆にもコヴナントの戦艦の奪取を画策、首尾よくコヴナント艦アセンダントジャスティス号を奪取し、惑星リーチへ向かう。リーチにたどり着いたチーフたちが耳にしたのは、通信バンドから流れてくるスパルタン同士の内輪の符牒、「オリー・オリー・オクスン・フリー」だった。リーチにはまだ生きているスパルタンがいると確信したチーフは地表に向かうが、そこで思わぬ人物と再会することになる・・・



HALO:CE終了直後から始まる「ファーストストライク」は、チーフがどうやって地球圏に帰還したか(ヘイローから脱出するのに使ったロングソード戦闘機にはFTL機関がないので、スリップスペース航法は不可能)、ジョンソン軍曹がなぜ生きていたか(難易度レジェンドでも生き残っていた説明にはなってないですが)など、いくつかの謎を埋める物語でもあります。
また、リーチ戦時にチーフと別行動をとって地表に降りていたレッドチームのスパルタンたちの運命も描かれているので、非常に興味深く読めました。
・・・が、冒頭で乗っていたペリカンが撃墜され飛び降りるのを余儀なくされたスパルタンたちの描写があるんですが、音速を超える航空機から飛び降りて22名中10名以上が骨折以上の負傷、6名重症、4名KIA、と・・・まあこれが普通の感覚だと思うんですが、HALOシリーズには大気圏外から降下して数時間後には戦闘態勢を取ってる奴が2名ばかりいるからなぁ・・・^^;


ちなみにもうHalo:Reachとの整合性については考えないほうがよさそうです。ハルゼイ博士がコルタナをノーブルシックスに託し、ジュンと共にソード基地を離脱してレッドチームと合流するまで、タイムチャートによればたったの6時間なんですが、何があったやら・・・、公式には「秘密」だそうですが。


なお今回気になった固有名詞は以下の通り。

キース艦長→今回から「キース」に。前巻までは「キーズ」
真実の預言者プロフェット・オブ・トルース。「真実の預言者」のほうが良かったんじゃあ・・・
タルタロス→タルタラス ニュアンスの違いだと思いますが。


前のエントリでも書いたとおり翻訳はまだまだ続くので、しばらくは楽しめそうですね。HALO4の予約も始まったみたいですし、どんなエディションがあるのか調べるところからはじめようと思ってます。