早速友人宅からギって(だからやめろって)きたティガのビデオを数話分見ました。
やっぱり収録話数がばらばらだ。どういう撮り方してるんだ――と言うのは流石に盗人猛々しいというものか。


で、1話・2話・28話を見たんですが。
やっぱり展開急ぎすぎだよなあと思ってしまうのは2話連続形式が主流の近年の特撮、というか東映特撮に慣れてしまったからでしょうか。特に28話はねぇ……、放映当時ホビージャパン誌でヤマダ・マサミさんが執筆しておられたウルトラコーナー(当時はあったんです、確か平成3部作が終わったあとで終了したんだったと思いますが……)で、28話が絶賛されていたので、とりあえずこれだけは見てみようと思って優先的にギって(だからry きたんですが。
話そのものはいいし、考えさせられる話でもあり、相応の面白さはあったんですが、やはり2話分使ってじっくり描いたほうが良かったんじゃあと思ってしまいます。ただ調べてみたかぎりでは前話からの引継ぎ的要素もあるということなので、27話も見てみないとわからないのかもしれませんが。
だいたい登場キャラ各員の(あの段階での)立ち位置が良く見えていないうちに観てしまったのは失敗だった気もします。ヤズミやダイゴの基本的な性格は知っていても、それはあくまで設定に書いてあるようなことしか知らないわけで、そこから今までにどう成長してきているか、あるいは悩んできているかという過程をすっ飛ばしたが故に、ダイゴが変身するシーンでティガの名を叫んでスパークレンスをかざす、そのシーンにもうひとつ感情移入できなかったんですよね。
このシーン自体は必見だと思えるほどに良かったんですが。


ただ……どういうわけか28話は見たような記憶があるんだよなあ……
なぜか台詞が先読みできたし。なんでだろう。
それと前編に漂うセブンテイストはやっぱり狙ってやってるんですかね?