数日前に紹介したトランスフォーマーアルティメットガイドなる本を買ってきました。
えー……内容はまあガイドです(マテ G1〜ザ・リバース、ビーストウォーズ、リターンズ、ロボッツ・イン・ディスガイズ(カーロボット)、アルマダ(マイ伝)にエネルゴン(スパリン)が主にピックアップされ、G2やコミックスなどの紹介も載ってます。
特にG1キャラに関しては詳細な設定が乗っているものも多く、パット・リーのイラストとあわせて非常に興味深いものではあるんですが……
なんだか読んでいて思ったんですが、これってどこまでがオフィシャルとして受け取っていいのか良く判らないです。筆者のサイモン・ファーマンは「これが正史」と断言してるんですけど、例えば日本のみでの展開だったVやZに関しては完全にスルーですし、キャラクターの設定もTV版とコミックス版をごっちゃにしているような感があり、TF世界をよく熟知している人間が読まないと混乱する可能性大です。僕も混乱しています^^;
特に思うのがハスブロはともかくタカラとの刷り合わせをしたとは思えないような記述が散見される点で、一部アニメをパラレルワールド扱いする一方でコミックスの記述を正史として取り入れていたり、ヘッドマスターやターゲットマスターを貶すような記述が複数見られたりと、首を捻る部分が多いのも事実です。*1さらに、奥付のスペシャルサンクスとして挙げられている人物の中にハスブロの関係者は居るのにタカラ関係者どころか日本人すらひとりも居ないというのはどうなんだろう? ダイアクロンミクロマンの記述はあるのに。
サイモン・ファーマンはTFに関わりの深い人物ではあるので、彼の記述は尊重するべきだとは思うんですが、これを日本で発売して日本人に対して「これが正史だ」と主張したとしても果たして通るのかどうか、という思いはあります。彼は確かにアニメとコミックスの脚本家としてTFユニバースの製作者のひとりであるけれども、だからといって問題の多い「ウォー・ウィズイン」を正史にしてしまっていいのか……
まあ、そんなことを考えるのも僕の知識が足らないってだけなのかもしれませんけど。


確かに美麗なイラストと詳細な設定は一読の価値のあるものですが、ちょっとすっきりしない気分ではありますね。
そう考えるとこの値段は高いかな。全ページカラーでページ数も意外と多いんですが


あ、フューザーズに関しては冗談です。しかしもう放送から半年経っていたんですね。早いもんです。
個人的には内容はともかくトイシーンとしては既存のアイテムの再販がメインであまり面白みのあるものではなかったんですが、とりあえず次回作は新作トイを期待できそうなので、注目していきたいとは思ってます。



でまあ本のことは忘れるとして(忘れるな)同時にミクロマン大量に仕入れてきたので弄ってみる。
ボルテック君は背中のジョイントが緩くてアーマーがスカスカなのが困りもの。クリアーパーツの使い方が面白いんですが。
クレイヴ君は一部で装備少ないとか装備少ないとか装備少ないとか言われてますが、個人的にはお気に入り。アクロドラゴンを通常モードでもきちんと保持できる工夫があればなお良かった。
ダイアンさんはほんとにコマンドーです。狙われたくないですな。そういえば女性素体ははじめて買いましたが、こんなに細いんだなあ。折りそうです。
ところで組み立て説明書が入ってなかったんですけど何故ディスカ?
ハヤテ君はバイザーの上下やスピンランブラーの回転など意外とギミックが多くて面白いですね。太股のパーツが不安定なのがちょっと気になりますが。
ロベルト君はポッドがかわいいかわいい、ロベルト君要らない……なんてことはない。腕が大変そうです。
というかポッド意味あるんですかロベルトさん。
アラン君はドリルアームにもう1軸可動部位があればさらに評価上がったんですが残念ですね。シールドが腕から浮いてしまってるのもちょっと残念ですが、かなりお気に入りの一体です。


……バイオム君とアラン君はあとで回収予定。
バイオムはどこに行っても大量に余ってるのが悲しい……


……そういや上の駅前の某ショップにベーシック版のファイヤーコンボイとゴッドマグナスが置いてあったのは何故なんだろう?

*1:ヘッドマスターのアイデアはタカラの開発者からのものだった……ハズ。