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- 作者: ウィリアム・C・ディーツ,富永和子
- 出版社/メーカー: ティー・オーエンタテインメント
- 発売日: 2012/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読了。
25日発売だと思ってたら普通に売ってた。
内容的にはHALO コンバットエボルヴの直接的なノベライズです。リーチからオータムが退却し、HALO04を爆破して脱出するまでのストーリーとなっています。
ただゲームがFPSということもあり、チーフが絡まない場面で何をやっていたのかわかりにくかったオータムの他の乗員たちの描写や、コヴナント側キャラクターの活躍など(特にグラントのヤヤプ! エリートはあんまりいいとこなしでしたね)、非常に楽しく読めました。
ただ一部残念な点もあり、特にギルティスパークの喋りが丁寧語でないところが異常に目立ってしまっています。前巻でもそうでしたが、ゲームをプレイしたことのある人間がちゃんと関わっているか疑いたくなるので、こういう部分はきちんと対応してもらいたいものです。
あとゼル・ヴァダムが出てこなかった点が・・・、このあたりはこの本のアメリカでの出版時期も調べないと何ともいえませんが。ゼルに関してはHALO2での後付け設定っぽい気もしますしねえ。
さて次はHALO戦後のオリジナルストーリーを描く「ファーストストライク」で、こちらも期待していますが、できれば既刊全部翻訳してくれるくらいの勢いを期待したいところなんですが、どうなんでしょう。
にしてもなんでこの時期に翻訳始まったのかなぁ・・・、HALO4はだいぶ先だし何かイベントがあるわけでなし。映画も2012年公開の噂があったきりっぽいですし。嬉しいんですけど気になります。