バンダイ 1/20スケール ブルーティッシュドッグ


「・・・名前は?」
「プロトワン」
「・・・そいつは名前なんかじゃない」




バンダイボトムズシリーズより、ファンタムレディことフィアナの駆る秘密結社製改造AT・ブルーティッシュドッグです。
外見はカスタムスコープドッグですが、中身はH級用マッスルシリンダーと高純度ポリマーリンゲル液に、PS対応型制御コンピューターで武装した化け物AT。
思うに、リアルバトルでないと現れないんじゃなくてリアルバトルしか参加できなかったんじゃなかろうかw




内容は既発売のスコープドッグに右腕武器・脚部新規パーツを追加したもの。
プロポーション等に関してはスコープドッグと同等です。
いろいろと不満が聞かれるプロポーションですが、少なくともポーズを取らせてしまえばまったく気にならないので、僕は好きだったりします。




ドッグ系ATの特徴的な頭部。
監督がどこかで「ターレットレンズは顕微鏡からイメージした」なんてこといってましたね。



背面。



RSPパック。
PR液の劣化を防ぐためのフィルター&人工心肺を搭載する、というのは実はノーマルのドッグ用ザックと理念的には同一。
見えませんがパック下部はガトリングガンのマガジンホルダーとしても機能します。
このザック、背面のフックにただ差し込んでいるだけなので保持力は無いに等しいです。もう少し保持の仕方があったように思うのですが・・・



ブルーティッシュドッグ最大の特徴にして、最大の謎であるガトリングガン
この口径でこのマガジンって一瞬で撃ち尽くしちゃうんですけど・・・
しかも回転軸であるべきところにも実は銃身があったりして。まあ本来はドラム式のマガジンを背中に背負ったりするんでしょう。




アイアンクローは可動式。でも、ここは銀の成形色がよかったかな。
下腕は肘の下の分割線で回転するので、本体との干渉を防ぎつつポーズをつけることが出来ます。



増設されたローラーダッシュ用ホイール。





正直、これは買わないだろうなと思っていたブルーティッシュドッグですが、レッドショルダーカスタムを組んでタコを作る楽しさを思い出し思わず買ってしまいました。
ティエレンタオツー(今後出てくるのか?)を見たあとだと異様に渋く感じられて新鮮ですw
ボルトがメタリックレッドなのがちょっと合わない気もしますが、タコ好き、フィアナ好きならお勧めの一品ですね。